補聴援助システム「ロジャー」で実際にどう聞こえているのか？　聴覚障がい学生支援のモニターを 「ロジャーフォーカスⅡ」で行う

障がい学生支援の際には、モニタリング（効果測定）が重要かと思います。ロジャーの導入によって、実際にどのような効果が得られるのか、また得られたのかの調査が必要になることが多いでしょう。

ただ障がい学生支援では支援担当者が健常者の場合、障がい学生と全く同じ体験をすることが難しいケースもあるのではないでしょうか。特に「ロジャー」で支援を行う際に、難聴の学生さんに実際にどのように聞こえているのか、またロジャー送信機をさまざまなパターンで使用する際（例えば教員の方に直接首にかけていただく時、教室の音響機器に接続して使う時など）、聞こえがどのように違うのか確認したいこともあるかと思います。

そんな時に役に立つのが「ロジャーフォーカスⅡ」という受信機です。「ロジャーフォーカスⅡ」は元々「聴力はあるが、聞く集中力がないお子さまや生徒さん、学生さん」向けに作られた受信機です。APD（聴覚情報処理障害）、ASD（自閉症スペクトラム障害）、UHL（一側性難聴）などに効くとされています。

それを応用して、健常者の支援ご担当者のモニター用に使っていただくことが可能です。試聴デモ時に難聴学生さんが立ち会えない時や、展示会時にも有効です。貸出し用のデモ機はそれほど多くご用意していませんが、必要であればお申し付けください。

ロジャーフォーカスⅡ　    （充電式）87,780円（税込）　チャージャーBTE RIC（充電器）12,606円（税込）

ロジャーフォーカスⅡ-312（電池式）64,680円（税込）

（2022/04/11 執筆　2022/08/16 加筆修正  / 妥当性判断　2023/01/06 加筆修正  / 妥当性判断）

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