【検証】PCで保存したzoom の音声をロジャーでタブレットに飛ばし、UDトークで文字化する

お客さまのご依頼により、検証してみました。

 

当初は「ロジャーセレクト」が搭載している Bluetooth 機能によりUDトークをインストールしたタブレットに直接音声を飛ばす方法で検証をしましたが、できませんでした。セレクトの仕様で、ライン入力とBluetooth 送信は同時には働かない為でした。

 

次に、タブレット側に「ロジャーネックループ」を受信機として繋ぐ方法で検証してみたところ、上手くいきました。具体的な方法は以下の通りです。

 

(1)PCと「ロジャーセレクト」をオーディオケーブル(イヤホンジャック ⇔ マイクロUSB / ロジャーセレクトに同梱)で接続します。この時点で、セレクトのマイクロホンは自動的にミュート状態になり、PCからの音声のみが有効となります。

 

(2)ヘッドホンを差した「ロジャーネックループ」とセレクトをペアリングします。

 

(3)この段階でPCの音声動画を再生し(当検証ではMicrosoft Stream の動画を使用しました)、ネックループ+ヘッドホンでモニターをし、PCの音声が聞こえるかを確認します。

 

(4)ネックループからモニター用のヘッドホンを外し、UDトークをインストールしたデバイス(当検証ではiPad mini 第6世代 を使用しました)とオーディオケーブル(USB-C ⇔ USB-C / iPad に同梱)で接続します。iPad 側の端子は検証機ではUSB-C ですが、前世代の端子の場合はそれに対応した変換ケーブルが必要となります。

 ネックループとデバイスの接続に関して以下もご参考にしてください。

  参考:音声文字化アプリで活用するロジャー ネックループ

 

(5)PCで音声を再生し、UDトークにて音声入力を開始し文字化を実現します。

 

セレクト⇒ネックループ間は Bluetooth ではなく、ロジャー電波で音声を飛ばすことになります。

 

(6)なお難聴者がロジャー受信機を使っている場合、その受信機とセレクトをペアリングすれば、UDトーク接続と同時に補聴器 / 人工内耳でもPCからの音声を聞くことができます。(当検証では、健聴者用の受信機 ロジャーフォーカスⅡを使用しました)

 

 

ご購入の前に、必ずデモ機でお試しいただくことをお勧めします。

 

 

(2022/11/11 執筆 11/14 追記変更)

 

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