補聴援助システム「ロジャー」のマルチトーカーネットワーク機能を使って、マイクの集音範囲を拡げる

ロジャーの「マルチトーカーネットワーク機能」とは

 

ロジャー送信機(ロジャーオンなどのマイク)1台の集音可能距離は1m ~ 1.5m が限界です。この場合の集音可能距離とは発声者からマイクまで距離のことで、マイクから受信機までの距離ではありません。(マイクから受信機までの使用可能距離は25m ~ 30m です) よってこの集音可能距離の範囲外の離れた発声者の声は集音効果が弱くなり、聞こえが悪くなる場合があります。

 

そこでロジャー送信機同士をペアリングすることで、下図のように集音可能距離(つまり音声などを拾う範囲)を拡張するのがマルチトーカーネットワーク機能と呼ばれるものです。(マニュアルなどではMTN 機能と表記されることもあります)


マルチトーカーネットワーク機能で互換性のあるロジャー送信機(マイクロフォン)

 

 ロジャー オン

 ロジャー オン iN

 ロジャー セレクト

 ロジャー セレクト iN

 ロジャー テーブルマイク II

 ロジャー ペン(販売終了機)

 ロジャー ペン iN(販売終了機)

 ロジャー クリップオン マイク(販売終了機)

 

接続可能なロジャーマイクロフォンは、最大10台です。

今回はロジャーオンとその他のマイク(ロジャーオン同士も含む)とを接続する例としていますが、例えばセレクトとテーブルマイクⅡとを繋いだりすることもできます。

 

※ロジャータッチスクリーンマイク、ロジャーパスアラウンドマイクとはマルチトーカーネットワークを組めません。

 

マルチトーカーネットワークのつなぎ方(1台のロジャーオンをメインにする場合)

 

1.両方のロジャーマイクロフォンのスイッチを入れます。

2.ロジャーオンをもう一方のロジャーマイクロフォンから10cm 以内の近い位置で持ちます。

3.ロジャーオンの接続ボタンを押します。

4.ディスプレイで結果を確認します。

 

 

※接続は1回のみ必要です。そのマイクロフォンとは、再起動してもロジャーオンと接続した状態を維持します。

 

ロジャーオンをその他のマイクロフォンと同時に使用するときは、話し手がロジャーオンを胸元に装着し、プレゼンターモードにする必要があります。ロジャーオンをテーブルの上に置いたり、手に持ったりすると、自動的にミュートになります。

 

ロジャーオンのミュートを解除すると、代わりにロジャーオンに接続したその他のマイクロフォンがミュートになります。ロジャーオンをミュートにすると、その他のマイクロフォンが再び有効になります。

 

ロジャーオンに接続中のすべてのロジャー機器を切断するには、ディスプレイ情報で切断を確認できるまで接続ボタンを8秒間長押しします。

すべてのロジャー機器との接続が解除されます。

 

 

 マイロジャーマイク アプリ(ロジャーオン専用アプリ)による操作

 

ロジャーオンは、お手持ちのスマートフォンにマイロジャーマイク アプリをインストールすると、スマートフォンでマイクの集音方向を変更するなど様々な調節 / 設定を行うことができます。このアプリはロジャーオン専用のアプリとなります。

ロジャー オン / ロジャーオン iN を、マルチトーカーネットワーク機能により、他のロジャーマイクロホンと組合せて使用する場合、アプリでは以下の画面が自動的に表示されます。

 

他のロジャーマイクロフォンと接続されている場合

リモコン画面では、 [マルチトーカーネッ トワーク]の提示が表 示されます。

ロジャーオン / ロジャーオン iN がミュートされた場合

リモコン画面では、[このロジャーはミュートになっています] の提示が表示されます。[原因は?] をタップしてミュートされた原因および解除の方法を確認することができます。 

ロジャーオン / ロジャーオン iN がブロックされた 場合 リモコン画面では、[ロジャーがブロックされています]の提示が表示されます。 [原因は?] をタップしてブロックされた原因および解除の方法を確認することができます。


(2023/07/10 執筆)

 

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