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生徒さんや学生さんがほぼ全員聴覚障がいを持っている、聴覚支援学校やろう学校では、多くの学校でロジャーが導入されています。
ロジャーの受信機は、使用する際にロジャーの送信機(ロジャータッチスクリーンマイクや、ロジャーインスパイロ)とペアリングをする必要があります。多くの生徒さんが登校から下校まで一つの教室で過ごす場合は、朝にその教室で使う送信機とペアリングすれば、先生が替わっても、先生がその教室で使う送信機を使っていただければ済みますが、生徒さんが複数の教室を移動したりするケースですと、移動の度にペアリングをする必要が生じ、非常に手間がかかります。
ウォールパイロットは教室や講堂入口の壁面に取付けます
ウォールパイロットを教室や体育館の入口に設置しておけば、入るときに受信機を近づけるだけで、自動的にそのエリアの送信機のネットワークに参加させることができます。つまり入室すると自動的に送信機とのペアリングが完了するというイメージとなります。
ウォールパイロットは、製品に付属されているアンカー、ビスを使って壁面に固定します。壁面にアンカーを打つには、ドリルを使って穴を開ける必要があります。
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ウォールパイロットは講演会やイベント会場でも便利です
ウォールパイロットの応用的な利用法として、聴覚障がい者が多く集まる講演会やイベントなどで設置するというものがあります。
画像は2020年に愛知県で行われた日本聴覚医学会総会・学術講演会および日本音声言語医学会総会・学術講演会の会場のものです。(ソノヴァ・ジャパン社 きこえブログより)
この時はソノヴァ・ジャパン社が出展していたブースで、ロジャー受信機の貸出しも行われました。
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(2022/10/10 執筆)
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