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ロジャーオン ユーザーのお声を伺いました

  はじめに  

今回、あるお母さまから、高校生のお嬢さまがお使いいただいているロジャーオンの仕様に関するお問合せを

いただき、そのご縁で、お嬢さまから直接お話を伺う機会がありました。

 

ご自身を「ロジャー オタク」と称するほど、ロジャーを日々研究し、学校生活でも使いこなされて

いらっしゃいます。我々よりもロジャーに精通されている、熱い想いに感動いたしました。

その一部をご紹介します。


   ロジャーをお使いになり始めた経緯を教えてください。

私は中途失聴です。最初は、両耳で補聴器を使っており、今は片耳人工内耳、片耳補聴器です。

ロジャーは両耳補聴器の時にタッチスクリーンマイクを購入し、学校や家で使っていました。

 

今年ロジャーオンを購入し、今はタッチスクリーンマイクは家に置き、オンを学校に持って行っています。

タッチスクリーンマイクは重かったですが、先生方も「1時間くらいなら全然問題ない」と仰っていました。

オンはとても軽いので、先生が外すのを忘れて首から下げたまま別の授業に行ってしまったことがあって

「そんなに軽いんだー」とびっくりした事もありました(笑)


   新しいロジャーオンの使い心地はいかがですか。

 タッチスクリーンマイクを長く使っていたので、新しい機種を購入する時に、音や操作感がタッチスクリーン

マイクと違和感がない事がポイントでした。セレクトは音の感じがちょっと違うかな、と思いました。

逆にオンの音はタッチスクリーンマイクとほとんど変わらなくてびっくりしました。

操作感は細かいところは違いますが、ディスプレイ方式ですので、すぐに慣れました(笑)

 

セレクトはテーブルに置いた時は、いろいろな方向の音を集めてくれますが、先生に首から下げてもらった

時は、周りの音を拾ってしまって、そのコントロールができないんですよね。

そういう意味で、オンはいろいろな場面で、聴きたい声だけをちゃんと拾ってくれるイメージですね(笑)

 

以前、中学でタッチスクリーンマイクを使っていた時は、授業で先生にお願いするくらいだったのですが、

高校に入ってから、同じ境遇の先輩がロジャーを持って走り回って、先生や友達に使ってもらっているのを見て私も真似して、ロジャーオンを持って走り回っています(笑)


   プライベートで「こんな使い方がおすすめ」という事はありますか。

 ロジャーオンを買ってから、家で音楽を聴く機会が多くなりました(笑)

好きなアーティストの曲などを聴いて、幸せな気分に浸っています。

 

 

 


   これからのロジャーに期待したい事はありますか。

 ロジャーオン用のアプリ(マイロジャー マイクアプリ)を使っていますが、まだできる事が限られているので、もっといろいろな事ができるようになると嬉しいです。

  

タッチスクリーン → オンと音質の向上が感じられとても嬉しいですが、

欲を言えば、音がもっとマイルドだったらさらに嬉しいです。

 

また、今は人工内耳のヘッドピースにシールを貼っているだけですが、

サイトで見たデコレーションの写真もきれいだったので、興味が湧きました(笑)


   将来はどのようなお仕事をされたいですか。

ロジャーなどの機械をいじることが大好きなので、そういう仕事に就きたいです。

ロジャーを作っている部署、え?スイスですか? じゃあ、スイスの本社で働けたら最高ですね(笑)

 

今日、いろいろお話を伺って、大学や企業でも私たちのような聴覚障がい者を、きちんと受け入れていただけると聞いたので、がんばって勉強をしていきたいと思います(笑)

そういった情報も、またいろいろ教えてください(笑)


  ヒアリングを終えて  

 まだ高校生ながら、実にしっかりしていらっしゃるというのが第一印象です。

 

とにかくロジャーが大好きで、日々の学校生活や日常生活のなかで

「どうやったら上手く聴こえるんだろう」「どの位置(角度)だと良く聴こえるんだろう」

という風に常に工夫をしながら、ロジャーを使っていらっしゃる印象でした。

その「ロジャー愛」が高じて「電波の飛び方や性質も知らないと... 」とまで

考えていらっしゃるとお聞きして、微笑ましくも頼もしく感じました。

 

とにかく画面を遷移させたり、ケーブルを抜き差ししたりが、尋常ではなく早くて驚きました(笑)

まさにロジャーヘビーユーザーを目の当たりにして、嬉しい限りでした。

 

「全国の仲間たちにロジャーの良さを伝える伝道師になりたい」

「ロジャーがもっと良くなるように、いろいろ発信していきたい」

と目を輝かせて語る笑顔に、本当に力をいただきました。

 

(文責 / 撮影:ヒアリングエイド・ボルテージ・ドットコム 小野 有紀)

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  お母さまからもお礼をいただきました。

 

ご相談から二週間も経たないスピード回答!

藁にもすがる思いで不具合事例の有無をお問合わせしましたが、

関係者の皆さまと、皆さまを動かした貴社のお力に、本当に感謝致します。

  

娘はロジャーオン試聴後デモ機を返却する際に、

ロジャーオンに巡り会えた感動を是非フォナックの方にお伝えしたいと手紙を書き、

また、できる事なら当事者として本社にお伺いしてロジャーオン愛を語りたい!とも話していました。

それくらい娘の生活は、ロジャーオンでより快適に、そして豊かになったのでしょう。

 

娘もそうですが、難聴者の皆さんは心が折れる経験を沢山してきている為か、

良い意味でも悪い意味でも、諦め癖がついているようにと思います。

「前より聞こえるようになっただけでも有難い」 「不都合があるがこう言うモノだから 仕方ない」で

済まされていらっしゃる事が多いのではないかと...                    

 

 

難聴者の方々には困り事は(例え改善できなくとも)諦めずに伝えて頂きたいです。

健聴者には分かりませんので... 

 

聴覚障がい者に関わらず、健常者はそのような障がい者の見えにくい気持ちを汲み取り、     

困り事を伝えられる環境を作って行かなければなりませんね。                      

 

今回貴社とご縁を頂き、その思いを強く致しました。改めて皆さまのお気持ちに感謝致します。